【2026年7月】太陽光発電実績と節約効果!過去最低の日照時間でも自給率101%を達成した梅雨の運用術

太陽光発電・蓄電池

今回は、我が家に設置している5.85kWのソーラーカーポートにおける、2026年7月度の発電結果と、電気代・節約額のリアルなデータを公開します。

結論から言うと、今年の7月はソーラーカーポートを導入してからの7月単体で比較すると「過去4年間で最も発電量が少ない月」となりました。ただ、これに関しては日照時間自体が過去最低だったため、天候上しょうがない部分です。

しかし、発電量が少なくてもシステム全体の自給率は101%を達成し、悪天候ならではの工夫で乗り切ることができました。蓄積したデータから見えてきた天候・気温と効率の関係も合わせて紐解いていきます。

目次

  1. 過去4年間の7月データ比較(日照時間と発電量)
  2. 日照時間が少なくても効率は下がらない?気温との関係
  3. 7月度の電力使用状況とエアコン稼働のリアルな消費電力
  4. 経済効果(電気代とリアルな節約額)

1. 過去4年間の7月データ比較(日照時間と発電量)

まずは、過去4年間の7月の平均データ(日照時間・最高気温)と、自宅の太陽光発電の実績をまとめたグラフをご覧ください。

日照時間 (h)発電量 (kWh)発電効率最高気温平均 (℃)
2023年226.17253.2134.9
2024年180.35913.2834.2
2025年239.26312.6434.9
2026年165.45263.1832.3

表を見て分かる通り、今年(2026年)の7月は日照時間が165.4時間と過去最低でした。それに伴い、発電量も526kWhと過去4年の中で一番少ない結果になっています。

比較として、昨年(2025年)の7月は6月中に梅雨が明けたため日照時間が過去最高でしたが、今年は7月中ずっと天気が優れなかったことがデータからもはっきりと分かります。

2. 日照時間が少なくても効率は下がらない?気温との関係

ここで注目したいのが「発電効率」です。

発電効率で見ると、今年の7月は「3.18」となっており、過去4年中3番目に低い数値とはいえ、初年度である2023年(3.21)とほぼ同等の効率をキープしています。

逆に、日照時間が過去最高だった2025年7月を見てみると、発電効率は「2.64」と過去最低まで落ち込んでいました。

今年の5月は「最高気温の平均が過去一番低く、発電効率が良い」、6月は「最高気温の平均が過去一番高く、発電効率が低い」という結果が出ていましたが、今月も最高気温の平均が32.3℃と過去一番低く抑えられたことで、天候の悪さの割に発電効率自体はそこまで悪化しなかったと言えます。

やはり「気温が上がりすぎない方がパネルの発電効率は高まる」という傾向が、今月も綺麗に裏付けられました。

3. 7月度の電力使用状況とエアコン稼働のリアルな消費電力

続いて、自宅で実際に使用した電力の内訳です。

  • 総発電量: 526 kWh
  • 総消費量: 519 kWh
    • 太陽光からの直接消費: 172.7 kWh
    • EV充電分: 67.5 kWh
    • 蓄電池への充電: 250 kWh (放電量: 225 kWh)
  • 売電量: 35.1 kWh
  • 買電量: 28.8 kWh
  • 自給率: 101%
  • 自家消費率: 94%

今月は数日天気が悪い日が続いた際にエアコンや除湿器を使用したことで、それが主な「買電(28.8kWh)」の理由になっています。

【愛犬のための空調管理と天候別の消費電力】

我が家では日中コーギーがお留守番をしているため、夏場の空調管理は必須です。万が一のエアコン故障リスクを考慮し、日中(不在時)はあえて2台を同時稼働させています。

  • リビング(16畳): 26度設定
  • 和室(6畳): 24.5度設定

和室は愛犬の寝床になっており、除湿器を併用すると室温が上がりやすいため、あえて和室側を少し低めの温度設定にしています。帰宅後は和室のエアコンのみを稼働させ、リビングが暑くなってきたらリビング側もオンにするという運用です。

実際の消費電力(kW/h)の目安は以下の通りです。

  • 常時稼働家電 照明・冷蔵庫(※炊飯器、IH、ドライヤー等も使用しますが、短時間のため省略しています)
  • 梅雨時期(外気温32度前後・高湿度):計 約0.9kW/h(内訳:常時稼働、待機電力0.2 + エアコン0.3 + 除湿器0.4)
  • 晴れの日 日中(外気温35~39度):計 約0.7~0.9kW/h(内訳:常時稼働、待機電力0.2 + エアコン0.5~0.7)
  • 晴れの日 17時〜翌朝6時頃(外気温30~25度):計 約0.5~0.7kW/h(内訳:常時稼働、待機電力0.2 + エアコン0.3~0.5)

晴れた日は余剰電力で蓄電池(容量16.6kWh)が100%まで充電されます。夜間に上記の電力を消費しても、翌朝には40%〜60%ほど残量が残っている状態です。

翌日も晴れ予報であれば、この蓄電池に残った電気をEVへの充電に回すというサイクルで無駄なく使い切っています。休日に天気が悪く太陽光からEVへ直接充電できない日も、平日の昼間に蓄電池から少しずつEVへ移すことで買電を極力減らし、翌日の売電量が多くなりすぎないように調整しました。

ちなみに、夏場のお風呂はシャワーが中心になるため、冬場のように風呂バンスは使わずガスの使用となりますが、夏場は水道水の温度自体が高くガス代がさほど掛からないため、全体のエネルギー使用量は少なく済んでいます。

4. 経済効果(電気代とリアルな節約額)

最後に、今月の収支と、太陽光・蓄電池・EVが生み出した「節約できた金額」をまとめます。

【電力単価の前提条件】楽天でんきSプラン

今月は政府の電気・ガス料金支援(-3.5円)が入っているため、単価が少し下がっています。

買電単価: 45.08円/kWh (基本単価 36.85円 + 調整単価 7.55円 + 再エネ賦課金 4.18円 - 支援引 3.5円)

売電単価: 17.0円/kWh

今月の電気代(買電コスト)

28.8 kWh × 45.08円 = 1,298円

今月の節約効果 買電回避額23,417円 + 売電金額597円 = 合計24,014円

  • 太陽光からの直接消費による節約額: 7,785円 (172.7kWh × 45.08円)
  • 蓄電池による節約額: 10,143円 (225kWh × 45.08円)
  • EVによる節約額: 5,489円
  • 売電による収入: 597円 (35.1kWh × 17円)

今月も遠出はしていなかったのでEVへの充電量が少なく、買電することなく運用できましたが、日々のEVバッテリー残量は40%前後と、充電量は常に足りていない状況でした。

7月後半になり梅雨明けしてからは徐々に太陽光で充電できることが多くなっています。8月にはお盆の帰省や、目標にしている百名山の登山など遠出の予定も控えているため、出来るだけ太陽光発電の電気でたっぷり充電して走れればいいなと思います!

💡 補足:買電量が少ない我が家が「楽天でんき」を選ぶ理由

我が家では現在「楽天でんき」と契約しています。その最大の理由は、「基本料金が0円」のプランだからです。

我が家の場合、今月のように買電量がわずか20〜30kWh程度に収まる月が多く、一般的な電力会社のプランだと電気をほとんど使っていなくても毎月1,000円〜1,500円程度の基本料金が固定費としてかかってしまいますが、基本料金0円プランならそれを丸々浮かせることができます。管理の手間を減らしつつ確実に固定費を削るための、我が家の最適解です。

💡 今後のキャッシュフロー公開について

当ブログでは、導入を検討している方へ「本当のリアル」をお届けするため、設備のローン返済額を差し引いた『毎月の本当のキャッシュフロー(手元に残るお金)』もすべて公開していきます。数値データをまとめ次第、毎月の発電実績に記載していきますのでぜひご覧ください!

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