今回は、我が家に設置している5.85kWのソーラーカーポートにおける、2026年8月度の発電結果と、電気代・節約額のリアルなデータを公開します。
結論から言うと、今年の8月はソーラーカーポートを導入してからの8月単体で比較すると「過去4年間で最も発電量が少ない月」となりました。7月に引き続き、日照時間自体が過去最低だったため、天候上しょうがない結果です。
しかし、そんな悪天候の中でも「発電効率」に目を向けると、実は過去4年で最高の数値を叩き出していました。天候に振り回された8月のリアルな電力使用状況と、蓄積したデータから見えてきた気温と効率の関係を紐解いていきます。
目次
- 過去4年間の8月データ比較(日照時間と発電量)
- 発電効率が過去最高に?気温と効率の逆相関関係
- 8月度の電力使用状況とEV充電の苦戦
- 経済効果(電気代とリアルな節約額)
1. 過去4年間の8月データ比較(日照時間と発電量)
まずは、過去4年間の8月の平均データ(日照時間・最高気温)と、自宅の太陽光発電の実績をまとめたグラフをご覧ください。
| 年 | 日照時間 (h) | 発電量 (kWh) | 発電効率 | 最高気温平均 (℃) |
| 2023年 | 230.2 | 670 | 2.91 | 35.4 |
| 2024年 | 186.1 | 584 | 3.08 | 34.8 |
| 2025年 | 237.0 | 600 | 2.53 | 35.9 |
| 2026年 | 143.6 | 506 | 3.52 | 32.1 |

表を見て分かる通り、今年(2026年)の8月は日照時間が143.6時間と圧倒的に過去最低でした。それに伴い、発電量も506kWhと過去4年の中で一番少ない結果になっています。
比較として、昨年(2025年)の8月は6月中に梅雨が明けて7・8月と晴れが続き、日照時間が過去最高だったのに対し、今年の8月は記録的な日照不足だったことがデータからもはっきりと分かります。
2. 発電効率が過去最高に?気温と効率の逆相関関係
ここで注目したいのが「発電効率」です。
発電量が過去最低だったにもかかわらず、今年の8月の発電効率は「3.52」となっており、2023年以降で過去最高の数値を記録しています。
逆に、日照時間が過去最高だった2025年8月を見てみると、発電効率は「2.53」と過去最低まで落ち込んでいました。
今年の5月は「最高気温の平均が過去一番低く、発電効率が良い」という結果が出ており、猛暑となった過去の6・7月などは効率が落ちる傾向にありました。今月の8月は、最高気温の平均が32.1℃と過去一番低く抑えられたことで、天候の悪さ(日照不足)を補うようにパネルの発電効率が大きく向上しました。
やはり「気温が上がりすぎない方がパネルの発電効率は高まる」という傾向が、真夏の8月データでも綺麗に裏付けられました。

3. 8月度の電力使用状況とEV充電の苦戦
続いて、自宅で実際に使用した電力の内訳です。
- 総発電量: 506 kWh
- 総消費量: 517 kWh
- 太陽光からの直接消費: 129.4 kWh
- EV充電分: 88.1 kWh (※余剰電力分)
- 蓄電池への充電: 200 kWh (放電量: 180 kWh)
- 売電量: 85.5 kWh
- 買電量: 52.8 kWh
- 自給率: 98%
- 自家消費率: 81%
今月は前月に引き続き天気が悪い日が多くなりました。我が家では日中お留守番をしている愛犬(コーギー)のため、7月と同様に万が一に備えたエアコン2台と除湿器をフル稼働させて空調管理を徹底しています。数日天気が悪い日が続いた際のこの空調稼働が、主な「買電(52.8kWh)」の理由になっています。
ちなみに、入浴については7月に引き続きシャワーで済ませているため、夏場は水道水の温度自体が高くガス代があまり掛からず、使用量は少なく済んでいます。
【お盆の帰省・登山とEV充電の苦戦】
8月はお盆の帰省や、目標にしている百名山の登山など、長距離の遠出がありました。そのため、できるだけ自宅の太陽光(余剰電力)でたっぷりEVに充電して出かけたかったのですが……晴れの日が少なく、思い通りに効率よく充電することができませんでした。
結果的に、自宅での買電による充電や、外出先での急速充電に頼る場面が多くなってしまい、少しもったいない運用になってしまったのが今月の反省点です。
💡予告:長距離ドライブでのEV充電コストは別記事で公開!
今回の帰省や登山での長距離移動中、外の急速充電ネットワークを利用して結局いくら充電代がかかったのか? 長距離ドライブにおけるリアルなEV充電コストについては、次回の別記事で詳しくレポートしますのでぜひそちらもお楽しみに!
【走行データ公開】初期型ソルテラで浅間山へ!標高差のあるルートを走る際のEVの注意点
※浅間山登山:浅間山の山頂付近

4. 経済効果(電気代とリアルな節約額)
最後に、今月の収支と、太陽光・蓄電池・EVが生み出した「節約できた金額」をまとめます。
【電力単価の前提条件】楽天でんきSプラン
今月も政府の電気・ガス料金支援(-4.5円)が入っているため、単価が少し下がっています。
買電単価: 45.59円/kWh (基本単価 36.85円 + 調整単価 9.06円 + 再エネ賦課金 4.18円 - 支援割引 4.5円)
売電単価: 17.0円/kWh
今月の電気代(買電コスト)
52.8 kWh × 45.59円 = 2,407円
今月の節約効果 買電回避額21,677円 + 売電金額1,454円 = 合計23,131円
- 太陽光からの直接消費による節約額: 5,899円 (129.4kWh × 45.59円)
- 蓄電池による節約額: 8,206円 (180kWh × 45.59円)
- EVによる節約額(余剰電力分): 7,572円
- 売電による収入: 1,454円 (85.5kWh × 17円)
天候不良で自給率が100%を割り込み(98%)、買電額も2,000円台となりましたが、それでもトータルで約2万3千円の経済効果を生み出してくれました。
9月に入ると外気温が少しずつ下がり、日中のエアコン使用量も減ってくるはずです。家の中での消費電力が減れば、その分「余剰電力でのEV充電」に回せる電気も増えるため、秋の行楽シーズンに向けて効率の良いEV充電ができることを期待したいところです!
💡 補足:買電量が少ない我が家が「楽天でんき」を選ぶ理由
我が家では現在「楽天でんき」と契約しています。その最大の理由は、「基本料金が0円」のプランだからです。
我が家の場合、買電量がわずか数十kWh程度に収まる月が多く、一般的な電力会社のプランだと電気をほとんど使っていなくても毎月1,000円〜1,500円程度の基本料金が固定費としてかかってしまいますが、基本料金0円プランならそれを丸々浮かせることができます。管理の手間を減らしつつ確実に固定費を削るための、我が家の最適解です。
💡 今後のキャッシュフロー公開について
当ブログでは、導入を検討している方へ「本当のリアル」をお届けするため、設備のローン返済額を差し引いた『毎月の本当のキャッシュフロー(手元に残るお金)』もすべて公開していきます。数値データをまとめ次第、毎月の発電実績に記載していきますのでぜひご覧ください!

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